<Header>
<Author: 盧汝弼>
<Title: 和李秀才邊庭四時怨 三>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 李秀才が邊庭四時怨に和す>
<BookPage: 379-380>
<UsedPage: 2>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
八月霜飛柳半黃，
蓬根吹斷雁南翔。
隴頭流水關山月，
泣上龍堆望故鄉。
<End Poem>
<Translation>
陰暦八月、秋の氣が深く、この邊地では早や霜が空中に飛んで、柳の葉は、すっかり黄ぱんでしまった。蓬は根まで吹きちぎられて舞いあがり、雁がつぎつぎに南の空へ飛んでゆく。隴山の分水嶺に湧き出る水は、一つは東へ、遙かな故郷へ向かって流れてゆき、一つは遠い西へ、えびすの國へ向かって流れゆく。自分は、その西へ流れる水といっしょに果て知らず出てゆくのだ。關所の山々を照らす月だけはついてくる。もうどれほど歩きつづけて來たことだろう。うわさに聞いた龍堆どいう沙漠のなかの小高い丘にまでやって來た。泣きながら龍堆に登って、また故郷の方角を眺めるのだった。
<End Translation>
<Formatted Translation>
陰暦八月、秋の氣が深く、この邊地では早や霜が空中に飛んで、柳の葉は、すっかり黄ぱんでしまった。
蓬は根まで吹きちぎられて舞いあがり、雁がつぎつぎに南の空へ飛んでゆく。
隴山の分水嶺に湧き出る水は、一つは東へ、遙かな故郷へ向かって流れてゆき、一つは遠い西へ、えびすの國へ向かって流れゆく。
自分は、その西へ流れる水といっしょに果て知らず出てゆくのだ。關所の山々を照らす月だけはついてくる。
もうどれほど歩きつづけて來たことだろう。
うわさに聞いた龍堆どいう沙漠のなかの小高い丘にまでやって來た。泣きながら龍堆に登って、また故郷の方角を眺めるのだった。
<End Formatted Translation>